積まれる本

到底読みきれない本。

老後にじわじわ読んでいこうと思っているのだが、

これは出来ないかも知れないことに気付いた。

床屋のおじちゃんおばちゃんが七十の時に、

八十まで店に立つのだと聞いて、

定年を無くそうと始めた我々の珈琲屋。

そのおじちゃんおばちゃんは、

今夏で八十二になる。

僕たちの目標もどんどん伸びていく。

隠居生活なんて来ないではないか。

本をじわじわ読んでいく時間などないではないか。

本はどんどん積み上げられていく。

もう止めようと思っても、

読みたい本が次々と現れる。

現れると言っても、

こちらから本屋に出向いているのだけれども。

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